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執筆者の写真仲宗根隼人

【特定技能】宿泊業試験公表


2019年4月に創設される新たな在留資格「特定技能」のうち、外食業の技能評価試験の概要が公表されています。一般社団法人宿泊業技能試験センターが実施する「宿泊業技能測試験1号」です。

日程等は以下の通りです。


・試験会場  4月14日 札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、福岡

(※東京会場はすでに定員に達しています)


・受付期間

 3月20日~4月3日


・合格発表

 5月25日(予定)


・筆記試験(マークシート方式) 30問(60分)

・実技試験 口答による判断等試験 6問 (5分程度)

【出題範囲】宿泊業のフロント、企画・広報、接客、レストランサービスに関わる知識・技能

・合格基準  総合点で概ね65%を基準に宿泊業技能試験センターが相当と認めた得点。



 

マルチタスク人材


これまでの就労系ビザとの最大の違いは、宿泊業に関する業務であれば、特定の業務に限らず幅広い範囲で就労を認めているところです。


宿泊業では、フロント、清掃、調理補助、レストラン、荷物預かりなど業務が多岐にわたります。特定技能ビザでは、これらの業務に柔軟に対応することを認めています。

例えば、フロントを担当していたスタッフを、レストランへ配置換えという事も可能になります。試験の出題範囲も横断的な内容となっています。


合格証の発行については、試験合格をもってただちに合格証が発行されるものではなく、合格者が日本の宿泊業への就職が決定したのち、合格者本人及び就職先企業からの申請をもって「技能試験に係る合格証明書」が発行されます。



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